水尻の湧水 – 東京都新島村

みずしりのゆうすい　[ 湧水 ]
水の豊かな島、伊豆諸島新島の親水公園にある湧水。

詳細

伊豆諸島「新島」は、とても水に恵まれた島だそうです。島南北にある山々が水を育んでくれているからでしょう。

「水尻の湧水」は、南部の「丹後山」に育まれた水です。「丹後山」の山麓には豊富な湧出量を誇る湧水があり、その水を利用して親水公園が造られています。「水尻の湧水」は、その親水公園にある湧水です。竹の筒に引水された湧水が鉢の中に湧水を注ぎ込んでいます。

縄文時代から人々が暮らしていたとされる新島。縄文時代中期、すなわちウルム氷期の海岸線を考えればそれも不思議ではないでしょう。
海岸線後退により、伊豆諸島は大きな島となり、伊豆半島、房総半島も海岸線を沖に広げ、本州との距離は数10kmほどの距離だったようです。

さらに加えて水が豊かであれば、本州の水の貧しい土地などよりも、よほど住みやすい土地だったでしょう。
新島の水は、今も変わらず湧出し続けています。

場所：東京都新島村
新島港、徒歩20分

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