いまみやじんじゃ「せいりゅうのたき」 [ 湧水 ]
平成の名水百選「武甲山伏流水」。今宮神社にある「清龍の滝」と呼ばれる湧水。
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詳細
環境省選定「平成の名水百選」のひとつ「武甲山伏流水」。採水できる場所はいくつかあるようですが、その中のひとつが秩父今宮神社の「清龍の滝」。
境内には「武甲山伏流水が沸き出ている秩父最古の泉」といわれる湧水池「龍神池」もあり、この湧水が「水分祭」で、秩父神社に授与され,お田植祭に用いられているそうです。
さてこの「水分」。「すいぶん」と読むのか「みくまり」と読むのか、調べてみたらどうやら「みくまり」、「みくまりさい」と読むようです。
奈良県南部に多くある「水分神社(みくまりじんじゃ)」。「水分」とは「水配」であるとのこと。上古から奈良県南部にあった思想が、いかようにして秩父にまで伝わったのか興味をそそられるところです。
「清龍の滝」の湧水はそのままでは飲用不可との注意書きがあるそうですが、そのままここで飲んでいらっしゃる方も多くおるようです。
しかし引水された湧水であるのは確かで、水を愛でる意匠として捉えた方が良さそうです。ここで水の恵みに感謝し、「武甲山伏流水」の採水は他所で行った方がよろしいかと思います。
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参考資料
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アクセス
場所:埼玉県秩父市中町
西武秩父線「御花畑駅」下車、徒歩10分
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