しらきくすい [ 地下水 ]
伏見七ツ井のひとつ。鳥料理専門店「鳥せい」横の井戸。
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詳細
伏見付近は京都盆地の最低地で、かつては巨椋池というの大きな池があったそうです。
巨椋池干拓事業により現在、池はなくなっていますが、北から桂川、南から木津川、そして東から琵琶湖に発する宇治川が集まるこの地は、桃山丘陵からの水も加えて未だに地下水が豊富であるところは当然のことでしょう。
「伏見」はかつて「俯見」「臥見」「伏水」などと表記されたそうです。
現在の表記「伏見」は、「巨椋池(おぐらいけ)に枕する地形」や伏見の港を表す「伏見津(ふしみつ)」から転じたとも言われているそうです。
そんな水の豊かな土地、名水のたくさんある「伏見」の中でも特に人気がありのが、鳥料理専門店「鳥せい」さんの店舗横にある「白菊水」と呼ばれる井戸です。
たいへんな人気で行列が絶えないそうですが、ここも例にもれずマナーが問題なっているようです。マナーの悪さに地元の人たちが業を煮やせば、水をいただけなくなるだけのこと。ただそれだけのことです。
「伏見七ツ井」といわれる名水のひとつ「白菊水」。水の豊かなる伏見の土地がうらやましい限りです。
画像
[ Googleイメージ検索 白菊水 ]
参考資料
リンク
アクセス
場所:京都府京都市伏見区上油掛町
京阪本線「伏見桃山駅」下車、徒歩5分
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