かがのはちまんじんじゃいど [ 地下水 ]
平成の名水百選のひとつ。水都大垣市の代表的自噴井戸。
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詳細
「加賀野八幡神社井戸」は、平成の名水百選のひとつであるとともに、「岐阜県の名水50選」にも選定されている、水の都大垣市の名水の代表的な存在です。
大垣市は昔から地下水の豊富な場所だったそうです。多くの天井川や水無川が流れる養老山地から揖斐川への扇状地の扇端部に位置するため、昔から人が豊かな暮らしを営んできた場所なのでしょう。ただ、近年はその地下水も昔に比べると減少しているようです。
現在の「加賀野八幡神社井戸」は、昭和63年に掘られた自噴井戸だそうですが、明治初めに掘られたという記録もあり、さらには中世に城があったことからしてみても、昔から特に水の豊富な場所だったのでしょう。城が築かれる前は、この在所の惣社で安産の神として信仰を集めていた場所のようです。
三段に分かれて水を利用するしくみを、大垣では「井戸舟」と呼ばれているようです。たとえば、青森県弘前市の名水百選「富田の清壺」、長崎県島原市の「浜の川湧水」 もそのような利用の仕方をされています。水を大切に使ってきたのは、どこの場所でも同じようです。
画像
参考資料
東海の名水・わき水さわやか紀行
・大垣市公式ウェブサイト
リンク
アクセス
場所:岐阜県大垣市加賀野
JR「東大垣」下車、徒歩15分
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