ままのい [ 地下水 ]
亀井院にある万葉集にも詠まれるいにしえの井戸。
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詳細
「勝鹿の真間の井を見れば立ち平し、水汲ましけむ手児奈し思ほゆ」。万葉集にも詠まれるいにしえの井戸「真間の井」。
市川市真間にある亀井院の井戸がそれであると伝えられています。
亀井院には、かつて大正時代に北原白秋が僅かな期間ですが生活したことがあり、いくつかの歌を残しています。
「蛍飛ぶ真間の小川の夕闇にえびすくふ子か水音立つるは」
この地の湧水が、大正時代には蛍が生息するほど清冽であったとは驚きます。本当に僅かの時間の間に水は汚れてしまったのです。
手児奈の悲しい物語が万葉集に詠まれる、かつては清冽だった井戸です。その当時は湧水であったとも言われています。
画像
参考資料
首都圏日帰り名水めぐり100
・市川市公式ウェブサイト
(既訪問地)
リンク
水紀行
アクセス
場所:千葉県市川市真間
JR総武線「市川駅」下車、徒歩約20分
京成線「市川真間駅」「国府台駅」下車、徒歩約15分
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