稲荷山憩いの森の湧水 – 東京都練馬区大泉町

いなりやまやまいこいのもりのゆうすい　[ 湧水 ]
清水山憩いの森の下流にある成増台の湧水。白子川流域斜面林の公園。

詳細

雑木林の崖下にある湧水池のほとりに「農楽園の碑」があり、この地の由来が書き込まれています。未来永劫に渡って、この森の樹木を伐採しないことを子孫に伝えていく趣旨が書かれているそうです。

水がなければ農作物はできず、森がなければ水はできない。食料を大量に輸入するということは、仮想水を輸入していることで、今後の人口増や気候変動に起因して起こるであろう水資源の奪い合いの中で、初めて都市を乱開発し、農地を荒地にし、森林を破壊したことの重大さを日本人は気付くのでしょう。私たち一人一人が変わっていく、気付いていくことしかないのかもしれません。

この「稲荷山憩いの森」は、個人の方が所有地を一般に開放されているそうです。