滝神社湧水 – 東京都府中市清水が丘

たきじんじゃゆうすい　[ 湧水 ]
大國魂神社の末社「滝神社」にある湧水。

詳細

狛江からのハケの道が東京競馬場の手前で途切れる場所、大きなケヤキの木の森の中にある「滝神社」。
同じ、ハケの道沿いにある「大国魂神社」の末社で、その「大国魂神社」や「市川緑道」「武蔵国府八幡宮」などとともに、ハケの道を巡るスポットのひとつになっているようです。

ここにある湧水は、かつては「大國魂神社」の大祭の時には禊ぎの水として使われてきたという歴史があるようです。現在はフェンスに囲まれ採水することはできません。

緑地保護とともに雨水浸透事業も進められてはいるようですが、同時に乱開発の波も止まってはいないようで、ハケの道沿いにある知られた湧水も既にいくつか枯渇したり、枯渇寸前の状況にあるようです。

造られた街はいつかは衰退して行きます。緑地保護・雨水浸透事業は、湧水を守るだけでなく都市型水害を予防する手段であることは周知のことと思いますが、それ以上に地域の将来を作り出していく事業であることに地方自治体や開発業者たちは気が付くべきでしょう。

場所：東京都府中市清水が丘
京王線「東府中駅」下車、徒歩5分

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