ひごいぬま [ 湧水 : 滅失 ]
国道14号線沿い、下総中山駅のそば。西部公民館のある場所に湧水池があった。
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詳細
船橋市の中山の地にあるかつての湧水池。昭和30年代には埋められてしまったそうです。
東葛の高台の南端に位置する葛飾湧水群のひとつでした。現在は西部公民館になっています。
葛飾といえば、東京都葛飾区がまず思い浮かびます。にもかかわらず、東葛飾の湧水地を「東」を付けずに葛飾湧水群と呼ぶのは、西葛飾に湧水群が存在しないからです。
西葛飾といえば、現在の東京都の隅田川より東部がそこにあたりますが、水がなく人が生活していくことはとても困難な場所でした。
都市を造っていくには湧水はじゃまなものです。埋め立てられたのも止むおえぬことでしょう。しかし湧水はなくなった訳ではなく、この池の湧水は周辺から今を湧出を続けています。
おそらくは暗渠など小さな水路で川へと導いているのでしょうが、水の流れを必要以上に制御することには疑問を覚えます。周辺の住環境に隠然と影響を与えていることでしょう。
画像
参考資料
ちばの湧水めぐり―湧き水から訪ねる千葉の自然と文化
・船橋市公式ウェブサイト
(既訪問地)
リンク
水紀行
アクセス
場所:千葉県船橋市本中山
京成本線「京成中山駅」下車、徒歩約5分
JR総武線「下総中山駅」下車、徒歩約5分
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