しもがもじんじゃ「みたらいしゃのしんすい」 [ 地下水 ]
世界遺産に登録される下鴨神社の御手洗社にある自然水。
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詳細
「下鴨神社」、正式名称「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」は「上賀茂神社」と共に「賀茂社」と呼ばれ世界遺産に登録される、京都最古の神社とされています。
その「下鴨神社」の末社「御手洗社」は、井戸の上に建立されていて「井上社」とも呼ばれています。
「御手洗社」には罪や穢れを祓い除くという瀬織津比売命(せおりつひめのみこと)が祀られていて、御手洗池に足を浸して心身を清め、御神水を飲んで穢れを祓うと病気に罹らず延命長寿になるといい伝えられています。
京都北郊に古くから住む人たちは、「下鴨」「上賀茂」一帯を単に「カモ」と呼んでいるそうです。「モ」にアクセントが付くため「カモゥ」と聞こえ「蒲生」に通ずるものがあるとか。
上古、鴨族が住んでいたとされる「カモ」。鴨族とは出雲族であり、「下鴨神社」の摂社に「出雲井於神社(いずもいへのじんじゃ)」があるのはとても偶然とは思えません。
境内には「さざれ石」があり、「さざれ石は年とともに大きく成長し、岩になると信じられている神霊の宿る石」とされています。
国家にも歌われるこの信仰は古の昔、確かに源日本人の信仰の中にあったようです。
「御手洗社」前の「みたらしの池」に湧く「水のあぶく」を人の形にかたちどったお菓子が「みたらし団子」で、その発祥の地と伝えられています。
画像
参考資料
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アクセス
場所:京都府京都市左京区下鴨泉川町
京阪電車「出町柳駅」下車、徒歩15分
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