こうやくまのわきゆうすい [ 湧水 ]
北総台地西端の谷津(谷戸)。「21世紀の森と広場」の北にある。
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詳細
幸谷熊ノ脇湧水は、別名「関さんの森」とも呼ばれ「関さんの森を育む会」という方たちによって守られています。
その「関さんの森を育む会」のウェヴサイトに興味深い記述がありました。
以下、「関さんの森を育む会」ウェヴサイトからの引用
背景には相続税の問題もある
そもそも急激な開発が進んできた背景には,大都市近郊ゆえに住宅地や工場用地の需要が増加したこと,そして地価が上昇したことがあげられます。
地主の人たちが,たとえ先祖から受け継いできた土地を守りたくても,世代が代わって相続税がかかってきた時,手放さざるを得ない状況なのです。
土地から税金を取るようになったのは明治維新以降。そもそも土地に所有権などというものを人に与えること自体が間違っているでしょう。
もちろんそれ以前にも地主はいたが、現在イメージする地主とは違いそれほど強欲ではなく、それは収穫物に対する課税に起因するところであろうか。
税収を確保するために導入された土地に対する税金が人を野蛮にし、それが原因で森が失われたということができるでしょう。
「関さんの森を育む会」のウェブサイト、大変示唆に富むサイトです。
画像
参考資料
ちばの湧水めぐり―湧き水から訪ねる千葉の自然と文化
・松戸市公式ウェブサイト
(既訪問地)
リンク
水紀行
アクセス
場所:千葉県松戸市幸谷
JR「新松戸駅」下車、徒歩20分
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