三分一湧水 – 山梨県北杜市長坂町小荒間

さんぶいちゆうすい [ 湧水 ]
名将武田信玄公の知恵が生んだという伝説が残る湧水。

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詳細

環境省選定「日本名水百選」に選定されている八ヶ岳南麓湧水群の湧水のひとつ。

名前の由来は、昔から下流にある村で水争いが絶えなかったこの湧水を3つの村に均等に分配させるため、湧出口の分水枡に三角石柱を築き、三方向に流水を分岐させたという伝説からきています。
この伝説は武田信玄公が行ったとされていましたが、現在は正式には誰によって行われたかは明確ではないとされています。

近くには北杜市の市指定管理者委託施設「三分一湧水館」があり、湧水の状況を常時監視することにより環境保全につとめているそうです。
この「三分一湧水館」は、湧水をテーマにした展示棟、農村文化の発信地である物産館、地元産の手打ちそばを提供する「そば処三分一」の施設があり、また周辺には「三分一湧水児童公園」や自然エネルギー発電所などもあり、一日中楽しく遊べる観光地でもあります。

僅かに表流はしていますが、ほぼ湧出点の湧水です。
ただ湧出点の湧水は水性植物の生存すらも許さないものです。湧出したばかりの水に満たされていたら水中生物などはすぐに死んでしまいます。ある程度滞留していると思った方が良いでしょう。

画像

[ Googleイメージ検索 三分一湧水 ]

参考資料

関東・甲信越 とっておきの名水120

リンク

アクセス

場所:山梨県北杜市長坂町小荒間
JR八ヶ岳高原線(小海線)「甲斐小泉駅」下車徒歩10分


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