大明見不動湯「硯水不動尊の霊水・不動尊の水」 – 山梨県富士吉田市大明見

だいみょうけんふどうゆ「けんすいふどうそんのれいすい・ふどうそんのみず」 [ 湧水 ]
古い時代からこの湧水が万病に効く霊水であると里人から大切に守られてきた湧水。

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詳細

忍野村の北にある杓子山の麓。深い谷間にある湯治場「大明見不動湯」。
この湯治場の湯としてつかわれる湧水は古い時代から万病に効く霊水であると里人から大切に守られてきたそうです。
以下に、「不動湯」サイトから不動湯の歴史についての説明を引用します。

源頼朝公が富士の巻き狩の際、不動尊の境内より湧き出る岩清水に矢立の筆をひたして妻の政子の方に便りを書いて送り、それからこの不動尊が、硯水不動尊と呼ばれる様になったと伝えられております。
非常に古い時代からこの湧水が万病に効く霊水であると里人から大切に守られて参りました。今から100年ほど前、地域の人たちにより湯治施設として開湯されこの地方で一番古い湯治場として利用されて参りました。
農閑期の疲労回復、かぶれ、やけど、疣(イボ)などの皮膚病への効果は抜群でした。
戦後の一時期、山梨県郡内地方で盛んだった染色業に携わった人々のほとんどが染色助剤オクテックスにより、極めて悪性の皮膚病にかかり大きな社会問題になった事がありました。医者も匙を投げ、最後には「不動湯へ行きなさい」と云われ大勢の人が不動湯で完治し、それから奇跡の湯として多くの人に知られるようになりました。
昭和48年、当時の財産区、連合自治会の皆さんの大きな努力により、改築され公営施設不動湯として現在の形が整えられました。
近年はアトピーに卓効があるということで、テレビや雑誌で紹介され、近県の人や遠く中京・関西等からも尋ねて参られ、ご利用をいただいております。又、不動尊の水(霊水)を求めてくる人が毎日列をなしております。

この場が湧出点の湧水。単に湧水としても秀逸なる湧水です。

画像

[ Googleイメージ検索 大明見不動湯 ]

参考資料

関東・甲信越 とっておきの名水120

リンク

アクセス

場所:山梨県富士吉田市大明見
富士急「富士吉田」下車、以降公共交通手段なし


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